30代子育て世帯の貯金目安はいくら?

子どもを持つとこれから何かとお金がかかりますよね。

30代になると結婚、出産、マイホーム、、様々な大きな出費が増えてくると思います。

悩む主婦

毎月いくら貯金したらいいんだろ??
みんなどれくらい貯めているの??

と気になりますよね。

お金のことはなかなか回りにも聞きにくいので、今回は30代子育て世代の平均貯蓄額と今後に必要な金額貯蓄方法について知り、現在自分がどれくらいなのか把握してみて下さい。

目次

30代子育て世帯の貯金は?

平均的な30代夫婦の貯金額は?

 まずは平均的な30代の貯金額です。(2人以上世帯)

平均値中央値
697万円390万円
出典:金融広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」

この金額が多いと思いますか?少ないと思いますか?

「平均値」は全データの総和をデータの個数で割った値 、 「中央値」は全データを大きさの順に並べたときに中央にくる値です

30代の貯蓄率は?

平均的な貯金額はわかりましたがみんな年間どれくらい貯金しているの?
と具体的な金額が気になると思います。

30代の年間の手取り収入からの貯蓄割合は以下です。

5%未満6.1 %
5~10%12.8 %
10~15%21.3%
15~20%5.1%
20~25%14.8%
25~30%2.6%
30~35%7.5%
35%以上7.7%
しなかった22.1%
出典:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査(令和4年)」30代の493世帯のデータ

大きな割合を占めているのが総収入の10~15%を貯金もしくは全くしていなかったになります。

ただ、全体を平均すると14%になります。

つまり手取り400万(年収500万ちょっと)の場合年間56万円 貯金していることになります。
毎月約4万6000円貯金しているということです。

全くしていない世帯もありますが今後の為にも少しでも貯金していく方がいいですね。

貯金額や貯金割合は年収によっても家族構成によっても住む地域によっても生活スタイルによっても全然違います。あくまでもこれはひとつの目安としてとらえてください。

30代子育て世帯が貯金を必要な理由

人生の三大支出とは ①教育資金・②住宅資金・③老後資金 と言われています。

子育て世帯はどれも考えなければならない場面がでてくるのでそれに備えお金を貯めていくことが必要になります。

教育資金

幼稚園~高校

幼稚園~高校生までかかる費用です。(教育費・給食費・習い事などの学校外出学習費)
全て公立の場合で約574万、私立になると1,838万円かかります。

公立私立
幼稚園(3年間)約 47万円約 92万円
小学校(6年間)約 211万円約 1,000万円
中学校(3年間)約 162万円約 430万円
高校 (3年間)約 154万円約 316万円
合計約 574万約 1,838万円
出典:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」


幼稚園~小学生までは平均して1か月あたり約2万円代なのに対して公立の場合でも中学生になると平均4万円以上1人につきかかってきます。
塾代や習い事と出費が重なる場合もあるので中学生までにできるだけ貯めておいた方が安心です。

大学

大学に進学するとなると更にまとまったお金が必要になってきます。

国立(4年間)約260万~
私立(4年間)約400~600万 
医療系(6年間)約2300万~
出典:文部科学省 2022年学生給付金調査結果

また授業料のみの金額の為、自宅からの通学圏外にある学校を選んだ場合には、ひとり暮らしの住宅費や生活費が必要です。

現在は奨学金制度を利用する方も多いので計画的に考えておくことも大事ですね。

住宅資金

30代の子持ち世帯であれば、マイホームを取得予定の世帯も多いと思います。
住宅を購入する場合は、一戸建て、マンションともにおよそ3,000万円台~4,000万円台の費用がかかります。
さらに、住宅を所有するとなると、購入費以外にも維持管理費や修繕費、税金など、さまざまな費用がかります。

ただ必ずしも住宅は購入しなくてはいけないわけではありません。
賃貸住宅を借りる場合や住宅を所有している親や親戚などと同居するという選択肢もあります。
中古住宅を購入し、リフォームして購入費用を抑える選択あります。

都会や地方など住むエリアによってもかかってくる費用が異なります。

住宅費用に関してはどうしても幅が大きいので無理なく購入できる金額で購入しましょう。

老後資金

老後費用は、教育費用や住宅費用と違って、長生きをすれば誰にでもかかる費用です。

夫婦2人で老後生活を過ごすための必要最小限の月額生活費は、平均23万2,000円だそうです。
(参考:生命保険文化センター「令和4年度 生活保障に関する調査」)

ただゆとりをもった暮らしを目指すなら約38万円ほど必要になるといわれています。
持ち家なのか、賃貸なのか。夫婦2人ともの年金金額によっても変わってきます。

年金だけでは暮らせない「老後2,000万円問題」もあるため、老後資金をできるだけ多く備えておく必要があります。

貯金額を増やすには?

ここまでで貯金の必要性をお伝えしてきました。
必要性はわかってるけど、、、貯金なんてできないよ!!という方もいらっしゃると思います。
ここからは少しでも貯金額を増やすために行った方がいいことをお伝えします。

ライフプランを立て、お金の動きを計画する

将来何年後にいくら必要なのか事前に知っておけばいざという時に安心です。
マイホーム購入、車購入費、子どもの進学にかかる費用など大きな金額が必要になるタイミングはあるはずです。ライフプランが分かればそこまでにいくら貯めておけばいいのかわかり明確な目標が立てれます。 まずはざっくりでもいいのでライフプランを立てましょう。

家計簿で収支を把握する

お金を増やすにはまずどれくらい貯金ができるのか現状を把握することが一番大事です。
現状の収支がわからない人はまずはざっくりでもいいので家計簿を書いてみましょう。

収支がわかれば見直すことが出来、案外新たな発見をすることがあります。
今はアプリでも家計簿をつけることが出来るので自分にあった方法をみつけ、長続きする方法を探してみてください。

固定費を削減する

家計簿によりある程度の支出を把握できたらここからは削減を目指します。
食費などの変動費を下げるよりも家賃などの固定費を下げる方がストレスが少なく、結果的に大きな削減につながります。
家賃を急に下げることは簡単ではないので一番簡単な通信費を見直してみてください。
我が家はこれでかなり削減することに成功しました!

貯金口座を分ける

通常口座しかないという方は一切手をつけない!という貯金口座があるといいと思います。
もしくは投資口座を作りある程度の生活費は現金で貯金、余裕資金は投資に回す
とすると運用がしやすいです。

投資や資産運用での貯金効率化

これからの時代ただ貯金するだけではお金は増えていきません。
2024年開始の新NISAなどを活用して資産運用を行っていきましょう。
もちろんこの資金は余裕資金で行うようにしてください。
現在貯金が一切ないという方はまずはある程度の生活費を貯めてからにしましょう!

まとめ

早い段階から計画的にライフプランを立て明確に貯金していけば資金は準備できる!

プロに相談してみるのも一つの手です!!

計画を立てておけば急な出費にも太刀打ちでき、安心して生活をすることができます。
やみくもに不安にならずに今できることを出来る範囲で行えば心配することはありません。

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この記事を書いた人

幼児2人を育てるパートワーママです。

世帯年収が低く、借金もありましたが試行錯誤して
5年で総資産1000万達成。

高収入じゃなくても貯金できる方法発信していきます。

現在はFP3級も取得しマネーリテラシーを高める為に日々勉強しております!!

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